
microSDカードとは、SDカードよりも一回り小さいSDカードのことです。
大きさは、幅11㎜の長さ15㎜、厚さは1mmで非常に小さく、osmopocketやgoPro、ドローンなど小型撮影機材にむいています。
Contents
SDカード選びが大事な理由
Osmopocketに最適な今回はSDカードの選び方についてお伝えします。
「SDカードくらい、どんなものを使っても大丈夫でしょ」ついついと考えてしまいがちですが、このSDカード選びに失敗してしまうと、大変なことになります。
安易に安いものを選ぶと、動画がしっかりと保存されておらず、後で確認すると動画がカクカクしている、、、ガビガビになっている、、、という状態が起きたり、
大変な思いをして撮影した記録が消えてしまったり、、と取り返しのつかいことになってしまうので、気を付けたい点です。
加えてOsmoPocketやGoProなどのアクションカメラは、炎天下や直射日光に耐えたり、登山やアクティビティ中の衝撃に耐えるなど、あらゆる面でタフさが求められられます。
この辺りも考慮して選ぶ必要があります。
4つのポイントで失敗しないSDカードを選ぼう!
まずはSDカードを選ぶポイントは、お伝えしたいと思います。
4つのポイント
・1:「スピードクラス」をチェック→「UHSスピードクラス3」「V30」を選ぶ
・2:「読み取り速度」をチェック→「80MB / 秒」以上を選ぶ
・3:少々高くても安心できるメーカを選ぶ
・4:64GBの容量が1番管理しやすい
ポイント1:「スピードクラス」をチェック→「UHSスピードクラス3」「V30」を選ぶ
スピードクラスは、「UHSスピードクラス3」ならびに「V30」以上のものを選びましょう。
スピードクラスとは、osmopocketで撮影した動画データをSDカードに記録していくスピードのことです。
この記録していくスピードが遅いと、もたついてしまい、保存された動画データがカクついたり、場合によっては動画保存されていないなどの事態が起きてしまいます。
Osmopocketは4K動画で、かなり重たいデータになるので、それに耐えうるスピードクラスが必要となります。それが「UHSスピードクラス3」「V30」です。
見分け方は簡単。以下のようなマークがついていれば、「UHSスピードクラス3」となります。
また、その左に「V30」という表記が見えますよね。これが「V30」となります。

ポイント2:「読み取り速度」をチェック→「80MB / 秒」以上を選ぶ
次に読み取り速度。
読み取り速度とは、sdカードをパソコンやスマートフォンで閲覧したり保存したりする場合の速度になります。
この速度が遅いと、PCやスマホにデータを保存するのに1時間かかる場合もあり、もたついてしまいます。
せっかくの貴重な旅行時間を無駄にしないためにも早いものを選びましょう。
パッケージには以下のように書かれています。

このパッケージには「90MB /秒」と表記されており、1秒間につき90MBのデータを読み込むことができるということです。
ですが、難しい話はさておき「80MB / 秒」以上のものだと、そこまでストレスなくスマホやPCで動画を楽しむことができますので、この表記をみて80以上なら安心して購入しましょう。
ポイント3:少々高くても安心できるメーカを選ぶ
micro SDカードは人間で例えるなら心臓部にあたるくらい重要な役割を果たしています。SDカードがなくては、どれだけ撮影をしてもそれが一切記録として残らないわけです。
またSDカードがちゃんと機能しないと、しっかりと保存されていなかったり、すぐにデータが消えたりなど、取り返しのつかない状況を招いてしまいます。
さらに、SDカードは、USBメモリースティックとは違い、圧倒的にデータが消えやすいメディアと言われています。
だからこそ、しっかりとした実績のあるメーカーから発売されているものを購入しましょう。
ポイント4:64GBの容量が1番管理しやすい
コストパフォーマンスと管理のしやさすを考えるなら64GBです。
64GBの上をいく128GBのmicro SDカードがあり、確かに容量が多く魅力的にみえますが、問題は管理面です。
仮に120GB分の動画を撮影したとしましょう。
次に大変なのは、このデータをスマートフォンに転送することです。
120GB分のデータをスマートフォンに転送するとなると、1〜2時間など信じられなくらいの時間がかかってしまうのです。
Osomopocketの良さは、その場で撮影をしてその場で簡単にスマホでチェックできる点です。
その際に1〜2時間も時間をかけていては、貴重な旅行時間も無駄になってしまいます。
さらに言ってしまうなら、120GB分も撮影することはほとんどありません。
「容量は多い方が安心」と思い120GBを購入して、データをどんどん貯めていくとあとあと管理や転送が非常に面倒になり、悪循環を招いてしまうこともあるので、
64GBにしておいて、こまめにスマートフォンやPCに保存しておくことがコスト面からみても管理面から見てもベストでしょう。
Osmopocketに最適なmicro SDカード3選
オススメ1:サンディスク社のmicro SDカード

→Amazon:https://www.sandisk.co.jp/how-to-choose-microsd
特徴・スペック
SDカードといえば「サンディスク」というくらい、SDカードでは世界シェアNO1のメーカーになります。
何より旅などハードな環境のなかで、ある程度雑に扱っても「データが飛んでしまった」「不具合が発生してしまった」という心配することなく安心して持ち歩けることが最大の利点。
安心できる要素がとにかく揃っているのがサンディスク製なのです。
また、海外メーカーであるにも拘らず、内蔵されているフラッシュメモリーは三重県の工場で製造されています。
この工場はその他大手電機メーカーの内部製品もてがけており、ここも安心できる大きなポイントになります。
スペック
- 容量:64GB
- 最大読込速度:160MB/s
- 最大書込速度:60MB/s
メリット
- サンディスクという長年の実績を持つメーカーから発売されている。
家電量販店などでオススメのSDカードについて聞くと、必ず店員が候補として持ってくるメーカーです。 - 防水性:水深1mの海水で72時間も耐久力があります。
- 対温度性:-25〜85°の温度に耐えられます。
- 衝撃性:5メートルの高さから落下しても耐えられます。
- 耐X線:空港などのX線検査による影響にも耐えられます。
- 対振動性:あらゆる振動にも耐えます。
- 対磁気:磁気などによるデータ消失を防ぐことができます。
- 初回登録日から一年間は何度でもデータを復旧できます。
デメリット
- 価格が他社メーカーよりも若干高い。
安く手に入れるために、Amazonなどで展開されるキャンペーンや、サイバーマンデーやブラックフライデーという世界的にデジタルデバイスや安くなる日を狙って買い置きしておくのが良いでしょう。 - また模倣品が出回っているので、偽物をつかまされる可能性がある点も注意したいところです。
オススメ2:トランセンド製のmicro SDカード

特徴・スペック
ドライブをしながら旅の目的地へ向かったり、バイクでツーリングをしながら旅をする場合に、その道中の映像風景を収めるのに向いています。
数時間連続して撮影をする場合、大きな負荷がかかり途中で映像が途切れるなどの不具合が起きますが、その大きな負荷に対する耐性がかなりあります。ただし、このような使用をした場合は保証の対象外となっていますので注意しましょう。
<スペック>
- 容量:128GB
- 最大転送速度:95MB/s
- 最大書込速度:45MB/s
メリット
- GoProやosmopocketなどアクションカメラやドローンで使うことを想定し、防水性、温度耐性、静電耐性、X線耐性、衝撃耐性が設計されています。
- ドライブレコーダーや旅の道中をすべて記録したい人に向いています。
- 写真やドキュメント、音楽、動画ファイルを簡単操作で復旧できる無料ソフトウェアがついてきます。
- 体温度性 / 耐水性 / 対振動性があり、夏の猛暑の炎天下の中などハードな環境のなかでも問題なく使用することができます。
- 5年の保証期間があります。
デメリット
・スピードクラスについて、「スピードクラスUHS3」「V30」の条件を満たしているものが128GB以上のsdカードしかなく、64GB以下のものはスピードクラスのグレードが下がってしまうのが微妙な点ですね。
ただし、128GBという大容量であっても価格が他社より安い場合が多いので、本当に長時間の撮影を楽しみたい人にむいています。
コメント
これまでに数社のSDカードを試してきて、そろそろ違うメーカーのものをトライしてみたいなら、チョイスするのはありです。
実績のあるメーカーですし、ハードな環境であればあるほど、力を発揮します。さらにはデータを復旧するアプリも無料でついてくるので安心しながら使用できます。
オススメ3:サムスン製のmicro SDカード

特徴・スペック
Osmo Pocketのアクセサリーで、「Osmo Pocket 拡張キット」というものがあるのですが、このキットの中に同梱されているのがmicro SDカードが、サムスン製のSDカードになります。
つまり、DJIからのお墨付きのカードでもあるので、こちらも安心して使用することができます。
スペック
- 容量:64GB
- 最大読出速度100MB/s
- 最大書込速度60MB/s
メリット
- SDカードの保証が10年間
- 防水機能があります。
- サンディスク製と同じく耐温度・耐磁・耐X線を備えている。
デメリット
- サムスン製のスマホギャラクシーが機内で爆発するなど、様々な不具合が起きてしまっているのも事実。いくら安心といえどもモヤモヤする気持ちを抱えたくない方は避けた方が良いでしょう。
- ドライブレコーダー / 監視カメラでの使用は保証対象外となります。
コメント
サムスン製品はオリジナル性という面では常に他社より遅れをとりますが、他社が出した製品を真似る技術は群を抜いており、ゆえに高品質で低価格を実現する力があります。
結論
私が現在、使用しているのはサンディスク社性のmicroSDカード。

microSDカードは、他のアクセサリーとは少し選択基準が違います。
他のアクセサリーは面白そうな機能や新しいものをチャレンジして失敗しても変えがききます。
ですが、microSDカードについては、失敗が許されません。なにしろ撮影した映像そのものに影響がでるわけですから。
このような面から考えると、やはりmicroSDカードは冒険をせずに1番安心感をもってつかえるものを選ぶほうが良いのではないでしょうか。
そういう意味で、このサンディスク社製品はとてもあんしんして使えますね。
また、私がいつもお世話になっている老舗のカメラ屋さんがサンディスク製を勧めてくれるのもの使う理由の一つになっています。