この記事では、ロードバイクにGoProを取り付けて撮影を楽しみたい方向けに、以下のような疑問や不安を解決していきます。
- 「そもそもGoProはロードバイクに向いているのか?」
- 「ロードバイクに装着方法は、どんなものがあるのか全部知りたい」
- 「その他に用意していおいた方がいいアイテムは?」
- 「長時間撮影をしたいけれど、バッテリーは持つの?」
- 「データの容量はどのくらいがいい?」
- 「GoProの発熱が心配、、、」
Contents
- 1 ロードバイク専用のアクションカメラはダントツでGoPro
- 2 ロードバイクのGoPro撮影時に起こるバッテリー問題を解決
- 3 ロードバイクに取り付けたGoProの発熱問題を解決
- 4 ロードバイクに適したGoProのデータ容量は64GB × 2枚
- 5 ロードバイクをGoProで使うパターンは主に3つ!
- 6 装着場所別!ロードバイクオススメアクセサリー6選
- 6.1 1. ヘルメット装着タイプ:GoPro 純正 / ウェアラブルカメラ用アクセサリ ヘルメット フロント + サイド マウント AHFSM-001
- 6.2 2. ヘルメット装着タイプ:GoPro 純正 / アクセサリ ヘッドストラップ&クリップ ACHOM-001
- 6.3 3.ハンドル装着タイプ: GoPro 純正 / アクセサリ ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント AGTSM-001
- 6.4 4. ハブ軸装着タイプ:REC-MOUNTS クイックリリースマウント for GoPro HEROシリーズ用
- 6.5 5. ステム装着タイプ:REC-MOUNTS トップキャップマウント タイプ2 Top Cap Mount for GoPro(ゴープロ)HEROシリーズ用
- 6.6 6.サドル下装着タイプ:GoPro プロシートレールマウント AMBSM-001 ウェアラブルカメラ
- 6.7 7.ボディ装着タイプ:チェストマウント ハーネス(Ver 2.0)
ロードバイク専用のアクションカメラはダントツでGoPro
アクセサリー選びよりも大切なことは、ロードバイクにあうアクションカメラはどれなのか。
ということです。
結論から言うと、「GoPro」で間違いないのですが、その理由を他のアクションカメラと比較しながら押さえていきましょう。
Osmo Pocket と比較
Osmo Pocket は使っていて改めて思いますが、Osmo Pocket が得意とするところは、歩きながらの撮影など、激しいアクションがないシーンです。
激しいアクションを伴う場合、Osmo Pocket のレンズ部分は本体と切り離されてグリグリと左右や上下に回転してしまうため、激しいアクションにつられて、不本意にレンズのアングルが動いてしまいます。
そして、このOsmo Pocket の棒状のシルエットは、ロードバイクに取り付けると、間違いなく何かの拍子に手に当たってしまいますし、ヘルメットのトップにつけるのもGoProに比べると安定感を失います。
そして雨や衝撃に弱いので、そもそも、向いていませんね、、、
Osmo Action と比較
Osmo Actionは基本性能がGoProと同じで、手ぶれ補正も遜色がありません。(それでもGoProの方がすごいですが、、)
唯一物足りない点は、画角の狭さです。画角の圧倒的な広さはGoProがどのアクションカメラよりも上です。
画角が狭いと、運転しているハンドルと風景を一緒に撮ることができず、ロードバイクで走行している臨場感みたいなものがなくなります。
ただし、なるべく低価格でアクションカメラを手にれたい場合は、Osmo Actionでも十分機能します。
insta 360 ONE R と比較
360度映像を撮るなら、5.3Kで撮影できるinsta 360 ONE Rは無敵です。
どのアクションカメラよりもオススメできますが、
通常のアクションカメラとして使う場合、insta 360 ONE R は極端に暗所に弱く、、夕暮れなどの風景では、映像の粒子が荒く、とてもではないですが、見れたものではありません、、、
GoProも暗所に弱いと言われていますが、insta 360 ONE Rよりは、粒子が荒くなることはありません。
夜用の設定をすれば夜でも全然使えます。
ロードバイクのGoPro撮影時に起こるバッテリー問題を解決
クオリティーの高い映像は、1カット5秒以内の映像をつなぎ合わせていくことがポイントになります。
ですので、撮影は基本的には身近い尺のカットを小まめに撮っていく方法がオススメです。
こうすれば、バッテリーの消耗もそこまで心配する必要はありません。
ですが、ロードバイクでの撮影となると、録画しっぱなしで基本的には長時間撮影になります。
そして、一つのバッテリーのもちが90分程度となっているので、実は、かなり短い時間しか撮影できないのです。
さらにバッテリーが切れたからといって、走行中に止まってバッテリーを入れ替えるのも面倒です。
タイミングが良ければいいですが、急に止まれない時の方が多いですよね。
モバイルバッテリー をバンドでガチガチに固定
そこで、オススメしたいのが、モバイルバッテリーを使って、常に給電しながら撮影をするという方法です。
モバイルバッテリーはライト用のゴムバンドを使って、ハンドル部分に固定します。
- GoPro をロードバイクのステムに装着します。
- 超小型バッテリーをゴムバンドでハンドルに固定します。
- USBケーブルで、バッテリーとGoProを接続させる
このようにすれば、走行中にバッテリーのことを気にせずに走り続けることができます。
オススメのゴムバンド
◆ 固定用シリコンバンド2個セット 懐中電灯を自転車用ライトに ホルダー アウトドア サイクリング 便利グッズ
モバイルバッテリーをはじめ、様々なものを固定することができます。
オススメモバイルバッテリー
◆Anker PowerCore 5000 (5000mAh 最小最軽量 スティック型 モバイルバッテリー)
アンカー製のモバイルバッテリーをオススメします。
- 給電を安定的に安全に行うことができる超小型バッテリー。
- GoProのバッテリー3.5本分の容量
USBケーブルは耐久性重視でこれがオススメ
◆ 【2本セット】Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 2.0 ケーブル (0.9m x 2 グレー)
ロードバイクに取り付けたGoProの発熱問題を解決
ロードバイクにGoProを取り付けて走る場合、一番注意したいのが、発熱です。
長時間撮影でかなり負担がかかる上、加えて炎天下だとアウトです。
GoProはある一定の温度に達すると、本体を故障から守ため自動的にシャットダウンされるようになっているので、知らぬ間に撮影が中断していた、、、ということになりかねません。
ちなみに、シャットダウンしていても、それはシステム上シャットダウンされているだけで故障ではないので、安心してください。
そこで少しでも熱を防ぐための一番最適な方法ですが、、、
それは高画質で長時間撮影しないということです。
ちなみに4Kでの撮影は、1分程度の撮影でも1GB以上になるので、10分撮影するだけでもGoProにはかなりの負荷がかります。
さらに4Kで撮影した動画は5分程度であっても、GoProからデータを取り出すのもかなりの時間がかかりますし、それを編集するには、通常のPCではスペックが足りません。
このような点からもオススメなのは、「1080で60fps」での撮影です。
1080まで画像を落としても十分綺麗なので安心してください。
ポイントは「60fps」に設定することです。
「fps」とは・・・・動画の滑らかさを表す数値です。
この数値が高ければ高い方ど、映像が滑らかになりますが、その分、データの容量も大きくなります。
ロードバイクですと、動きのある映像になるので、動きを滑らかにするためにも「60fps」で撮影しましょう。
そうすれば、編集時に、特定の部分をスローにして、ドラマティックにしたい時も映像がカクつくのを防ぐことができます。
ロードバイクに適したGoProのデータ容量は64GB × 2枚
そしてSDカードのデータ容量ですが、64GB をオススメしています。
理由は2つ。
1、通常の撮影は身近い尺のカットをこまめに撮るので、そもそもそこまで大きな容量が不要だからです。
2、128GBなど大容量のSDカードで、データをいっぱいにしたときに、それらのデータを一度にPCやハードディスクに移すのは本当に苦労するからです。(数時間かかる場合もあります)
ゆえに一番扱いやすい容量は64GBというわけです。
ちなみに、64GBで「1080の60fps」で撮影すると、4時間22分撮影することができます。
僕はこれで、3泊4日の旅行なども十分に対応できています。
ただし、ロードバイクなどずっと撮影しっぱなしにしたい方は、これだと足りない場合があるでしょう。
その場合は、扱いやすい容量サイズである64GBのSDカードをもう一枚、買い足しましょう。
SDカードの選び方のポイントなど詳細を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
→ 【完全理解】GoProを最強のマシンに変えるmicroSDカードの選び方ガイド & オススメ4選
ロードバイクをGoProで使うパターンは主に3つ!
GoProをロードバイクに装着する方法は3つあります。
1:ヘルメットに装着するタイプ
一つ目は、ヘルメットに装着するタイプです。
ヘルメットの取り付け位置は、ヘルメットトップ、サイド、顎、の3つです。
メリット
- ヘルメットのトップに取り付ければ、目線よりもさらに高い位置から風景全体を撮影することができます。
- 顔の動きに合わせてGoProも同じよように動くので、自分が見たままの風景を撮影することができるので、臨場感ある映像を撮ることができます。
2:車体に取り付ける
2つ目はロードバイク自体に取り付けるタイプです。
ロードバイクに取り付けるタイプと言っても、実は様々なタイプが存在しています。
ハンドル
ロードバイクのハンドルに装着して撮影することができるタイプ。
- 走行している時に、自分が見ている風景とほぼ同じ画角で撮影することができます。
- GoProを反転させると、自撮りをすることができます。
- デメリット:ハンドルバーは路面ギャップなど衝撃の影響を受けるためブレやすい。
ホイールのハブ軸
なんとロードバイクのホイールハブにGoProを装着することができます。
通常では絶対に撮影できないような下からのアングルで撮影できる点が面白いですね。
回転するホイールも風景と一緒に撮影することができます。
このようなカットが、映像のなかで数秒入るだけでもかなり印象が変わってきますので、他の映像と差別化を図ると言う点に置いても使える逸品です。
ステム
ステムに取り付けるタイプ。
ハンドルに取り付けるタイプと何が違うのかと言うと、それはロードバイクのちょうどセンターに取り付けられる点です。
撮影できる映像もロードバイクのハンドルの中心点を軸とした映像になります。
ただし、デメリットとしては、ステムに取り付けるためのアクセサリーは、ステムにしか取り付けられない点ですかね、、、
サドル下
サドル下に装着できるマウントもあります。
個人的にはかなりオススメの装着タイプです。
これは、前方を撮影するためではなく、後方の風景を撮影する時に使います。
仲間や家族でツーリングを楽しむ時、自分が先頭に立って走行することで、後方に続く人たちを撮影することができる優れもの。
走行中は、前方しか見れないので、後方に広がる風景を撮影できるのは面白いですよね。
3:ボディに取り付ける
最後はボディに装着するタイプ。
以下のようなアイテムを使って、胸に取り付けます。
撮影効果としては、頭に取り付けるタイプと同様、自分の体の動き合わせてカメラも合わせて動くため臨場感のある映像を撮影することができます。
加えて、視点が低い分、ハンドルなどロードバイク自体もしっかりとうつることが特徴で、よりロードバイクで走っている感を演出することができます。
ただし、振動が頭に取り付けている時よりもダイレクトに伝わってきますので、ロードバイクで走っているリアルな感じを演出したいなら良いのですが、滑らかな映像を撮影したい人には向いていません。
装着場所別!ロードバイクオススメアクセサリー6選
それではここからは、先ほど紹介したGoProを取り付ける場所別にオススメアクセサリーを紹介したいと思います。
1. ヘルメット装着タイプ:GoPro 純正 / ウェアラブルカメラ用アクセサリ ヘルメット フロント + サイド マウント AHFSM-001
粘着テープを使って、ヘルメットに貼り付けるたタイプのマウント
- 一度貼り付けたら、しっかりと固定することができ外れることはありません。
- ヘルメットのサイドやフロントなど自由に取り付けることができます。
- 粘着式なので、簡単に取り付けることができます。
サイズもコンパクトで、取り付けることが非常に簡単ですが、一度剥がしてしまうと、貼り直しができませんので、装着する箇所は慎重に選びたいですね。
なお、GoProを外している時は、ヘルメットには以下のパーツしか残らないので、このマウントはずっと貼り付けていても特に、邪魔になりません。
2. ヘルメット装着タイプ:GoPro 純正 / アクセサリ ヘッドストラップ&クリップ ACHOM-001
このアクセサリーは、ヘルメットなしでダイレクトに頭に装着することができます。
フリーサイズとなっていますので、子供から大人までどんなサイズにも対応します。
- 頭だけではなくヘルメットの上からも装着することができます。
- 帽子のツバにクリップさせるミニクリップマウントがついてきます。
3.ハンドル装着タイプ: GoPro 純正 / アクセサリ ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント AGTSM-001
ハンドルに装着して、ネジを締めることで強く固定することができます。
- GoProを前方にむけて装着すれば前方の風景を、後ろ向けに装着すれば自撮りをすることが可能。
- このマウントだけロードバイクのハンドルにつけっぱなしにしておけば、GoProをワンタッチで着脱することができるるのでとても便利です。
- ハンドルの他にポール部分であれば、どこにでも装着することが可能
4. ハブ軸装着タイプ:REC-MOUNTS クイックリリースマウント for GoPro HEROシリーズ用
ホイールのハブ部分に装着できるマウント。
前方を撮影する際は、回転するホイールの映像も一緒にお撮影することができます。
- ローアングルでの撮影が可能。
- GoProの角度を調整することで、前方、後方、自撮りが可能
- 自撮りはペダル越しからのアングルで撮影ができ、面白い映像に仕上がります。
5. ステム装着タイプ:REC-MOUNTS トップキャップマウント タイプ2 Top Cap Mount for GoPro(ゴープロ)HEROシリーズ用
ステム部分に取り付けられるマウントです。
- ハンドルのちょうど中心に設置することができるので左右対象の綺麗な風景を撮影することができます。
- GoProの角度を自由に調節することができます。
- GoProの向きを変えることで、前方と後方、どちらの撮影もできます。
6.サドル下装着タイプ:GoPro プロシートレールマウント AMBSM-001 ウェアラブルカメラ
サドルの下に、GoProのレンズを後方に向けて装着します。
- 後方に続く、ロードバイクの走行車を撮影できたり、走行中は見れない後ろに広がる風景を撮影することができます。
- スクリュー1本で簡単に着脱可能マウントでき、簡単なセットアップが可能
今は、GoProでは在庫切れとなっているため、amazonでタジマモーターズが販売しているので、そこで購入することができます。
タジマモーターズは、GoProの日本総販売代理店なので、安心できます。
7.ボディ装着タイプ:チェストマウント ハーネス(Ver 2.0)
これは、胴体部分に取り付けるマウントです。
若干振動がダイレクトに伝わる時がありますが、それもロードバイクの映像ならではの味と捉えることができます。
- ボディーの中心にしっかりと固定することができるので、カメラがズレる心配がありません。
- ロードバイクから降りた後も、そのまま撮影をシームレスに続けることができるので便利です。