旅行に持っていく外付けHDD(ハードディスク)は『 LaCie (ラシー)』がオススメな理由

今回紹介するのは、外付けハードディスク LaCie (ラシー)です。

このオレンジ色のハードディスク、見たことがある方もいるかもしれませんが、今回はこのハードディスクをレビューしたいと思います。

僕は、もうかれこれ2年ちかくこのHDDを愛用していて、いまだに問題なく快適に使うことができています。

Contents

値段が高いけれど、それだけの価値はあるのか?

このハードディスク、他社製と比べて5000円ほど価格が高いです。

通常のハードディスクが2TBの容量で5000 - 8000円だとしたら、LaCie(ラシー)は、14000円程度します。

果たして、この価格がに見合ったパフォーマンスを得られるのでしょうか。

今回は、2年間使ってみてよかった点と悪かった点をレビューしていきたいと思います。

旅にハードディスクが必須の時代に

話は少し変わりますが、昔と違って、今はカメラがかなり高性能になっていますよね。

ミラーレスカメラが浸透してきて、誰もがハイクオリティーな写真を撮れるようになりましたし、iPhone でも気軽に4K動画が撮れるようになりました。

他にもドローンや、GoPro や Osmo Pocket など小型の高性能カメラもどんどん発売されています。

それに伴い、旅行先でジャンジャンプロ並みのクオリティーで撮影することができるようになりましたが、悩まされるのがスマホやPCの容量問題です。

僕の場合、旅先ではミラーレス一眼でかなりたくさん写真を撮るので、気がついたら平気で1日300枚以上を撮影しています。

他にもドローンやアクションカメラでも撮影をするので、気がついたら1日で撮ったデータ量がとんでもないことに、、、

<僕の1日の撮影容量>

  • ミラーレス一眼300枚以上:36GB 程度使用
  • ドローン:15GB 程度使用
  • GoPro:10GB 程度使用

1日での撮影容量がざっとこんな感じになってしまいます。

これを繰り返していると、すぐにパソコンの容量がいっぱいになり、しんでしまいます。。

そこで、必ず旅先にはハードディスクを持っていくことにしています。

その日に撮影した素材はホテルですぐに外付けHDDに転送することで、SDカードとパソコンを常に軽い状態で維持することができます。

大切なデータが保管されているハードディスクが旅先で壊れないか心配

ですがここで一番心配なのがハードディスクが壊れないかどうかです。

ハードディスクは精密機械なので、もちろん衝撃に弱いですし、パソコンやスマホと違って、データをクラウドに保存していないので、データが吹き飛んだら、ここ数年かけて撮影してきた写真や映像作品、その他データが全て消えてしまいます。。。

これまで撮り溜めた旅行の思い出や映像作品がこの中に入っていて、これが消えてしまうと、これまでの旅が全て無駄になってしまいます。。。

もしかしたら、パソコンよりもカメラよりも何よりも大切なのは、このハードディスクの中に入っているデータと言えるかもしれませんね。。

これ、めちゃくちゃ怖いですよね

LaCieは2年間、結構雑に使用したけど完璧だった!

そこで、旅行に持っていくハードディスクをリサーチして慎重に選んだのがLaCieでした。

まずは結果からお伝えすると、とても大満足しながら使っています。

必ず旅先に持ち歩くハードディスクで、旅行中に雑に扱ってもデータが壊れることは全くありませんし、快適に動作しており不具合も何一つありません。

雑に扱えるのが旅行中は嬉しい!

旅行中は、たくさんの荷物を抱えて移動するわけですから、当然バックパックやキャリーケースの中は荷物でごった返しています。

そんな荷物の中に入れておいて、他の荷物とぶつかっても大丈夫ですし、ポケット入れて持ち運んだり、雑にミニ鞄の中に入れておいても全く問題ありません。

旅行中は観光や移動、食事など、たくさん遊ぶことがメインになるため、いちいちこういうったデバイスを丁寧に扱っている余裕はありません。

それだけに雑に扱えるのは本当に便利です。

危ないけど、こんな使い方もできる

旅先で写真を撮っていると、SDカードの容量がいっぱいになってしまう時があります。

せっかくの旅行なのにSDカードが理由で写真が取れないの残念すぎます。

そこで、僕はこんな感じで、パソコンの上にLaCieを置いてデータ転送をその場でやってしまいます。

海であろうが、山であろうが、これであれば場所を取らずその場でできます。

LaCieのこのオレンジ部分がかなりグリップ力のあるシリコンでできているので、全く滑り落ちません。

対雨、防塵

完璧な防水に対応しているので、海の潮水などを被っても平気ですし、泥などをかぶっても平気です。

普通に書いてますけど、外付けハードディスクでここまでの安全性はすごいですね。

耐衝撃性OK

もちろん、衝撃にも強いです。

LaCileのハードディスク本体も強いのですが、それを囲っているオレンジ色のラバー性のカバーがクッションがわりになって衝撃を吸収してくれます。

キズが付きにくい独自のアルミボディとゴムバンパーにより、外部からの衝撃をやわらげる耐衝撃設計を採用しています。

iPad Pro などタブレットでも使える

旅行では荷物の重さを考慮してパソコンは持っていかずiPad だけで出かけることもあるので、iPadでも問題なく使えるのはかなり嬉しいですね。

iPad Pro と繋げてもスムーズに使えます。

USB-C typeのケーブルなので、転送速度も他のハードディスクより早いです。

2〜3年以内は無料でデータ復旧が可能

そして、何より嬉しいのは、もしデータが吹き飛んでしまった場合でも2〜3年以内であれば、データを復旧してくれる点です。

どのLaCie製品を購入するかで保証期間が変わってくるので、気になる方は購入前にチェックを。

フェラリーのデザイナーが手がけた印象的なオレンジアイコン

外付けハードディスクと聞くと、どれもいかにも機械!という感じで、持っていてもどうもテンションが上がりません。

持ち歩きたいデザインでもないし、愛着が湧くデザインでもありません。

でも、LaCieは持っていて、不思議とテンションが上がります。

おしゃれな外観のMacBook や iPad Pro との相性がとても良く、このLaCie をそばに置いて作業することがとても気持ちいいですね。

それもそのはず。

実はこのハードディスクは、なんとイタリアのスーパーカー、フェラリーをデザインした「世界的に有名なデザイナーNeil Poulton」によりデザインされた製品なんです。

その他の優秀な機能

高速転送でストレスフリー

USB2.0の10倍以上の高速転送(最大5Gbps:理論値)を実現するUSB3.0規格に対応しており、最高130MB/sのデータ転送を実現します。

という説明表記がありますが、イメージできないですよね。簡単にいうと、短時間でデータを転送できるのでストレスフリーで使えています。

パソコン消費電力を抑える

外付けハードディスクは、接続したパソコンなどのデバイスから電源をとるため、デバイスの電力をたくさん食います。。。

そこで、付属のアプリケーション「LaCie Desktop Manager」のエコモードを使えば、消費電力を抑えることができます。

LaCieを使ってわかった3つの欠点

僕が使っていた気づいたLaCieの3つの欠点を挙げたいと思います。

1. 国産ではない

国産ではないため、何かあったときや問い合わせをしたい時に、少し戸惑いますよね。

ただし、日本ではELECOM という有名なメーカーが販売代理店をやっていて、日本語でのサポート対応もしているので、何かあればELECOMに問い合わせをすれば問題ありません。

→ELECOM LaCie公式ページ

2. 重量が重い

重量が500gくらいあり、他社製の倍近くの重さがありますが、バックパックなどに入れて持ち運ぶ分にはストレスを特に感じません。

3. 他社製よりも一回り大きい

オレンジのラバー製のカバーがあるので、他社製よりも一回り大きい印象です。

他社性のハードディスクは薄くて軽いものがほとんどですが、その分、スペックや安全性が確保されていないので、この辺りもスペックかコンパクトさ、どちらを重視するかですかね。

ただし旅行に持っていくことを考えると、衝撃に強い頑丈なものを選ぶのがベストですよね。

後悔しないための賢いLaCieの買い方

ELECOMが販売しているサイトで購入する

様々なウェブサイトでLaCie製品が販売されていますが、必ずLaCieが公認しているサイトで購入するようにしましょう。

  • Amazon:LaCieの販売ページから購入しましょう。
    販売元がAmazonとなっているかどうかで判断してください。
    後ほど紹介している製品は、すべてLaCieのストアページに紐づいている販売ページなのでご安心ください。
  • Elecom:日本の販売代理店であるElecomが販売しているサイトから購入しても大丈夫です。
  • Apple Store:apple storeでの購入も可能です。
    ただし、Apple Storeは品揃えが薄くポイントなども貯まらないのがネックです。

オススメの容量は4TB

オススメの容量は、4TBです。

理由としては、一生を通して使うことを前提にしているからです。

この1台にすべてのデータを詰め込むことを考えた場合、4TBあると安心です。

ハードディスクがいくつもあると、管理がとても面倒ですし、ハードディスク自体のバックアップを取るためにハードディスクなどを所有するとなると、さらに管理が煩雑になっていきます。

バックアップデータを保管するハードディスクは、少ないに越したことはありません。

4TBってどれくらい入るの?

4TBという容量がピンとこない人もいるので、どれくらい入るのかお伝えしたいと思います。

LaCieのサイトでは以下のように謳っています。

写真を11万枚上以上入れるられるとのことですが、プロカメラマン以外でここまで写真を撮る人はいないのでは?というくらい入ってしまいますので、通常の使い方をしている限り、使い切らない可能性もあります。

また、iPhoneで換算すると 64GBのiPhone 60台分以上に匹敵する容量です。

外付けハードディスク LaCie オススメ4選

それでは最後にオススメのLaCie製のハードディスクを紹介したいと思います。

アマゾンのリンクは、全てELECOMのアマゾンページに紐づいている販売ページになっているの安心してチェックしてください。

オススメ1:LaCie HDD ポータブルハードディスク 2TB Rugged Mini USB type C 耐衝撃 2年間保証 2EUAP9

→Amazonで詳細をチェック

LaCieがどんなものか試してみたい!という方向けの製品です。

容量は

メリット

  1. ハードディスクを試したことがない、LaCieは初めて!というエントリーユーザー向け
  2. 価格が圧倒的に安い。
    LaCie製品の中では、かなりリーズナブルな価格設定になっています。
  3. コンパクトサイズ

デメリット

  1. 2TBの容量なので、これ一台で長く使い続けるのは難しい
    5Gの時代に突入すると、どんどんデータは重くなっていくので、もう1つ追加する時期が早まる可能性があります。

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オススメ2:LaCie HDD ポータブルハードディスク 4TB 衝撃吸収 Rugged Mini USB3.0 & USB3.1 & USB-C 2EUAPA

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オススメ1の、4TBバージョンです。

容量とスペック、価格、全てのめんにおいてバランスの取れた製品です。

カメラや動画など通常のデータを保管しておくデバイスとして、一生使い続けることができます。

メリット

  1. 通常の使い方であれば、1回購入すれば安心して生涯使い続けることができます。
  2. 転送スピードが早いので、時間が少しでも惜しい旅先で活躍します。

デメリット

  1. オススメ1の2TBの製品と比べて5000円ほど高くなります。

僕は、この製品を愛用しています!

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オススメ3:LaCie HDD ポータブルハードディスク 4TB Rugged USB-C RAID Pro 耐衝撃 STGW4000800

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お金に余裕がある方や、写真や動画の撮影データの保存をメインに使う方は、これが一番おすすめ。

友人のドローンパイロットは、このハードディスクを使用しています。

ネックは値段くらいでしょうか。

メリット

  1. SDカードをこのハードディスクに差し込めるので、SDカードからハードディスクへのデータの移動が、めちゃくちゃラク。
    通常であれば、ハードディスクとは別に、パソコンにSDカードリーダーを繋いで、データを移動させなければなりませんが、この製品やハードディスク自体にSDカードリーダーがついています。
  2. 4TBのたっぷり容量
  3. 3年の長期保証がついています。
  4. HDDが2つ搭載されている圧倒的に早いデータ移動が可能(RAID機能)
  5. USB-C 差込口と、SDカードリーダー部分にフタがついているので、より安全にハードディスクを保護することができます。

デメリット

  1. デメリットは価格ですかね。通常のLaCie製品よりも13,000円ほど高いです。

お値段が高いですが、一度このハードディスクの快適さを体験してしまうと離れられません。。

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オススメ4:LaCie HDD ポータブルハードディスク 2TB Rugged Thunderbolt USBタイプC 2FDAP5

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LaCieの中でも少し特殊なモデル。

メリット

  1. Thunderbolt 用のケーブルが本体についているので、
  2. Thunderbolt ケーブルを本体に収納しておけます。
  3. 3年の長期保証があります
  4. USB-C 差込口部分にフタがついており、水などの侵入を防いでくれます。

デメリット

  1. 2TBなので、お値段からすると、容量が少ないです。
  2. Thunderbolt をあまり使わないのであれば、コストパフォーマンスが悪い

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まとめると、安心とデザイン力が決め手になった

いかがでしょうか。

LaCieを使うメリットは最終的には、絶対に壊れない、データが飛ばない、という安心感とハードディスクなのに持っていて嬉しくなるこのデザイン力に尽きると思います。

まずはどんなものか試したい!という方は、2TBの一番リーズブナブルなものから試してみて良いでしょう。

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