今回紹介するのはLeica(ライカ)社から発売されているカメラ『Leica Q2』です。
カメラを始めた頃は、まさか僕がライカを買うなんて想像すらしていませんでした。。。
だって高いですもん・・・笑
だったら、それ以上に高性能なカメラをたくさん買った方がいいのでは?と思っていたのです。
そんな感じで、僕がLeica Q2を手にいれるまで、僕の旅の相棒はSONYの『α7Rⅱ』でした。
Leica Q2の3分の1くらいの価格でありながら(それでも高いのですが・・・)、仕事でもプライベートでガンガンに使いこなせる優れものです。
ですが、欠点が一つあります。
それは圧倒的な重さとデカさです。。。
もちろん仕事用であったり、今日はガッツリと写真を撮るぞ!というシーンでは大活躍ですが、、、
旅で重くて大きなサイズのカメラを持ち歩くと、、、
α7Rⅱが旅に向いていない理由
- 歩くのが嫌になる・・・・
- 疲れ果てる・・・
- 持ち運ぶカバンもお大きくなる・・・
- 動画撮影用の撮影ジンバルも大きくて重くなる・・
という数々の弊害が生まれるワケですね・・・
僕の場合は、以下のガジェットも持参します。
カメラ以外に持ち歩くもの
- MacBook Air(M1チップ):移動中に仕事をするため
- Mavic Air 2S(ドローン):風景を空からも撮影したい
- DJI RONIN SC(カメラジンバル):滑らかな動画だって撮りたい
ということで、これに加えてカメラを持ち歩くと、とんでもない重さになります。
なので、
コンパクトなで高性能なカメラが欲しい
とずーーーーっと思っていました。
そこで手にしたのがSONY の RX100 M7というSONYのコンパクトカメラの最上位モデル。
このサイズ感でありながら、
画角は24mm〜250mmまで対応していて、4Kも撮影できる万能カメラ!
だと思って、最初は満足して撮影していたのですが、、
使い初めてからずっと感じていた違和感がどんどん蓄積されて爆発しました・・・
当たり前ですが、、、『α7Rⅱ』より写真も動画も画質が劣る!!!
という事実・・・
動画、写真、すベテにおいて微妙なわけです・・・
そりゃ、当たり前なのですが!!!
理由はイメージセンサーのサイズが小さく、レンズもショボいですからね・・・
なので、結局またα7Rⅱを相棒に旅を楽しんでいました。
しかし、、、重い・・・
こんな悩みを抱えながら、ずーっとコンパクトで優秀なカメラないかな〜と、色々探し回り落ち着いたのが、、
Leica Q2。
現在、使い味めて、5ヶ月以上になりますが、旅がこれまでよりもうんと楽しくなりました。
Contents
旅が主人公になる
いい写真を撮ろうとすると、、、
- →いいカメラが必要になります。。
- →そしていいカメラは漏れなく大きくて重いのです。。。
- こうなると何が起きるのかというと、、、
- →旅行に来ているのに、旅が主人公ではなくて、カメラが主人公となってしまうんです。。。
「重いし場所もとる」ので、カメラのためのカバンのスペース、それを持ち運ぶ体力・・・などなど。。。カメラのために色々な体力やバックのスペースなど様々なものを犠牲にしなければなりません。
「カメラのために旅行をしているのでは?」と思ってしまいますね 笑
また、カメラをカバンから出して、セットして撮影して、、、という風に、どうしても、カメラに関する動作も増えてしまいます。。
撮影するのに、色んな動作が必要になりますし、労力も必要になります。
サイズが大きいことで、カメラが主体となってしまい、どんな時も撮影のことをまず考えてしまいます。。。
旅を楽しむのではなく、、、撮影のための旅という風になってしまいます。
それがLeica Q2を旅に持参するようになってからは、しっかりと旅自体を楽しむことができています。
重いカメラを取り扱う重労働もなくなり、開放的な気分で観光も楽しめています。
まず旅を楽しむ。そして撮影をする。という本来であれば当たり前だったことができるようになりました。
これはかなりいいです。
圧倒的な画力
コンパクトで軽いのに、撮影できる写真のいクオリティーは圧倒的です。
風合い、質感、雰囲気をしっかりと捉えてくれます。
さすがLeica といったところでしょうか。。。
ソニーのαシリーズは、ハイコントラストで、青い空はより青く、自然あふれる緑はより緑に仕上げてくれます。
これに対して、Leicaは、そのままを切り取って表現してくれるそんなカメラです。
特に「風景 + 人」のシーンに強いと実感しています。
以下、作例になります。
αシリーズに劣らない4K画質
さらに動画の質も僕的にはかなり気に入っています。
一般的には、SONYのαシリーズの方が動画においては、質がいいとされています。
確かにオートフォーカスの品質などを比べると、SONYの方が明らかに性能がいいですね。
しかし、実際に撮影した画を見てみると、「Leica Q2でいいじゃん」と思ってしまう。
映像美を感じることができます。
以下の動画は、静岡の三島に旅行に行った際に撮った、ちょっとした動画ですが、結構良くありませんか?(笑)
目立たないので、周囲の視線が気にならない
これまで大きな一眼カメラは、とにかく目立つ。。。
誰もいない絶景シーンを撮影するのならいいのですが、、、
街中や飲食店での撮影は、とにかく目立つので、視線がいたいときがあります。。
さらに、街中で撮影をしていると、周囲の人たちがカメラに対して、少し警戒しているのがわかります。。。
これ、地味にストレスでした。
それが、このコンパクトなカメラは、どこで撮影していても、その風景の中に馴染んでしまうので、周囲の人たちも、特にカメラを気にすることなくとても安心しながら撮影することができます。
ライカとともに旅をしているという満足感
そして、ライカを購入する目的の一つに、ライカを持ち歩きたい。という思い(ではなくエゴ?笑)があります。
これはカメラを始めた人なら、一度は憧れるのではないでしょうか。。。
最初は「ライカは一生使うことないだろうな〜」「カメラというか骨董品って感じだし」というふうにLeicaをスルーし続けていたのですが、、
カメラにハマっていくたびにライカの不思議な魔力にどんどん引き寄せられていく感じです。
ライカを首にぶら下げながら、旅をしたり、旅先のカフェで休むときに、テーブルにさりげなくライカを置く。
こうやってライカと共に過ごす時間は格別な感じがします。
これがたまらなくいいですね
ミニジンバルに搭載できる
僕が、ライカのMシリーズではなく、Leica Q2を購入した理由は、動画撮影もできるからです。
動画制作を行なっているので、旅先での動画撮影も外せません。
しかし、旅先で、写真専用のカメラと動画撮影用のカメラを同時に持ち歩くのは、無理です。。。
このほかにもドローンも持ち歩いているので、、、
そう考えた場合、このLeica Q2には、
- 4K撮影もできますし、
- スローモーション撮影も可能
なんです。
さらに、ジンバルで撮影をする場合、αシリーズのカメラは、サイズが大きくて重いんで、ジンバル自体も超巨大サイズが必要になります。
さらに辛いです。。。。
ところがLeica Q2ですと、
コンパクトサイズで軽いんで、ジンバルもミニジンバルで事足ります。
これはありがいたい!!!
どれくらいの違うのかというと、、、、
カメラの左上にあるのがジンバル
ミニショルダーバックにスポッと入る
飲食店や街をぶらぶら散歩するときは、カメラと財布だけで出かけるですが、コンパクトなんで、なんと、NIKEのミニショルダーバックにスポット入ります。
僕がLeica Q2を入れておくためによく使っているのが、このNIKEのショルダーバッグ。
めちゃくちゃコンパクで便利なのですが、このコンパクトなサイズにLeica Q2がすっぽりと入ってしまいます。
そして、撮影したい時だけさっと取り出して、撮影が終わったら、すぐに収納できるので、レストランなど少し周りの目が気になる時にかなり重宝します。