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お金より知恵で。 「潜伏キリシタンが作り上げたノスタルジックな世界観」

先日、五島列島を訪れた、五島列島は長崎県にある離島で、いくつもの島から成っている。

その中でも上五島と呼ばれるところに行ってきた。

そのお目当は、教会群だ。

これほどまで色濃く西洋の文化が今なおそのまま受け継がれているエリアは日本では間違いなくここだと思う。

なぜなら、一日あれば車で一周できてしまうほどの小さな島であるにもかかわらず、その中に29もの教会があり、ここはヨーロッパではないかと思わせる教会が立ち並ぶ、神秘的な街だ。

これひどまでに山々の中に教会が密集しているエリアは、世界的に見えても例がなく、 日本で最も異国情緒を味わえるエリアではないだろうか思える。

お金より知恵で勝負

この石畳の協会では、70過ぎほどのご年配の方が、この五島列島の歴史を語ってくれた。

驚いたのが、この石を積み上げられた作られたなんとも幻想的なこの協会は、建設費用がなくてどうしようかと困っていた時に、「崖から石を切り出し、それを積みあげて壁を作ればいいんじゃないか」という発想から生まれたのだという。

費用を出せないから知恵を出し、その知恵で作った教会が今では上五島を代表するシンボルになっている。

「費用をかけなくてもいいものができる」

わかってはいることもかもしれませんが、本当にそれを実践し、結果的にそれが他の教会にはない雰囲気を生み出し差別化につながり上五島を代表する協会になっている。

本当に素晴らしいなぁと思うばかりでした。

その70過ぎの方からの話を聞いて、さらに驚いたことは、上五島にある協会を設計したのは仏教徒の方だったりと、、宗教が違っても、その違いを受け入れ、お互いを助け合いながら、この協会群が出来上がっていったらしく、このような面においても感動的な気持ちになりました。

もしキリシタンが弾圧されなければ、、、

でも、こうやって、今、教会巡りをしながら、僕が日本では珍しい文化に触れて楽しめている背景には、キリシタンが弾圧に耐えながらも文化を継承してくれた背景がある。

たとえば、もしあの頃、キリスト教が日本で禁止さていなければと、考えてえみた。

当然ながら、隠れる必要もないから、そもそも五島列島に隠れるように建設する必要がなくなり、これほどまで協会が密集することが、そもそもなかったのだろうと思う。

もしも、キリスト教が禁止された時に、キリシタンの方々が信仰を辞めれていれば、協会がこの地に密集することもなかったのだろう。

だから、このような神秘的な街は

弾圧された悲しい歴史があり、それに絶えぬいて、その信仰を守り続けてきた、キリシタンにスピリットが根付いてるのだと強く感じました。

きっと、この島は、そういうスピリットも含めて、世界遺産に登録されたことを思うと、なんだかロマンを感じます。