今回は沖縄など青い海と、晴天が広がるリゾート地でOSMO POCKETを使う際に持っておきたいNDフィルターを紹介したいと思います。
青々とした海と空をしっかりとosmopocketで撮影したいなら、絶対に持っておきたいアイテムになります。
Contents
NDフィルターとは?
そもそもNDフィルターとは何なのでしょうか?
簡単にいってしまうと、サングラスのような役割を果たしてくれるモノです。
晴天で太陽の光が強い場合、「白飛び」といって、カメラが太陽の光の強さに耐えきれず画面が真っ白になってしまうことがよくありますよね。
光が強すぎて、カメラセンサーが、青色をしっかりと青色だと認識できなくなるんですね。
これでは、せっかく絶景のビーチや青空などの風景も撮影することができません。
そこで役立つのがosmopocket専用のNDフィルター。
NDフィルターがあれば、光の反射を抑えることができ、
綺麗な青空を撮影することができまし、海に反射する光をおさえて青々とした綺麗な海を撮影することができるのです。
専門的な表現でいうと、カメラの絞りや露光時間、センサー感度の設定に対し、優れた制御を発揮しくれるものです。
持ち運びや着脱も超簡単!
さらにosmopocketのNDフィルターが優れているのは、かさばることなく、簡単に付けたり外したりすることが簡単な点です。
このように、NDフィルターのなかにマグネットが埋め込まれており、簡単にOsomopocketのレンズ部分にしっかりとくっつくようになっています。
さらにNDフィルターを2枚重ねで使うこともできるので、細かい微調整が可能となります。
NDフィルターの選ぶ3つのポイント
1:様々な光の強さに対応するフィルターが揃っているかどうか。
選ぶポイントの1つ目はバラエティ豊かななフィルターがそろっていることです。
フィルターにはND4やND8など数値がついています。
この数値は何を表しているのかというと、数字が大きくなるほど、光を抑える力(減光量)が働くということです。
たとえば、晴天の日の沖縄はとても日差しが強く、海も太陽の光をうけて強く反射してしまうので、ND32やND64を使用することをオススメします。
2:収納ケースosmopocketの良さを引き出すサイズになっているかどうか。
次に、大切なのはNDフィルターの収納ケース。
意外に大切なのが、ケースです。
なぜかというと、osmopocketの最大の良さは、その名の通りサッとポケットからとりだしてサッと撮影できる点です。
となると、もしNDフィルターを取り出すケースが大きくて、リュックに入れなければならないとしたら、わざわざリュックを開けてNDフィルターを取り出して、、、と余計な動作が増えてしまい、ポケットからサッと取り出して撮影できるosmopocketの良さは半減してしまいますよね。。。
osmopocketでスピーディーに撮影することが難しくなります。
ですから、理想はポケットにサッと収納できるサイズのNDフィルターケースです。
3:実績のあるメーカーから発売されているかどうか
カメラ機材やガジェットの世界では、「高機能に惹かれてすぐに購入したけれど、どんでもない欠陥があった」という事態が常に起きています。
では、このような事態をどのように防げばいいのか、それは実績のあるメーカーが出しているのかどうかです。
「osmopocketを発売しているDJIからお墨付きをもらっている会社」「倒産せずに長年商品を出し続けられている会社」などで判断していきます。
それでは、さっそくOsmo pocketにオススメなNDフィルターを紹介していきたいと思います。
オススメ1:DJI純正NDフィルターセット
特徴・他との違い
なんといってもosmopocketを作っているメーカーDJIから発売されているのが1番の強みです。時折信じられないほどの欠陥商品をと出会うことがありますが、そのリスクを回避することがでるのが純正です。
なぜなら、osmopocketのことを1番知っているのは当然ですが、osmopocketを作ったDJIだからです。なので安心して購入したいなら、この製品はオススメです。
同梱物
・ND4 ×1
・ND8 ×1
・ND16 ×1
・ND32 ×1
・専用ケース ×1
・レンズを拭くクロス ×1
4つのフィルターが用意されていて、「ND4」という1番小さな値のフィルターが用意されているのも他社との違う点です。
メリット
1:純正であることが何より安心できるポイントですよね。NDフィルターについて見分けがまだつかなかったり、とりあえず持っておきたいという方にオススメです。
2:フィルターの厚みが薄く、フィルターをつけたままosmopocket本体を専用ケースに収納できます。
3:1番小さな単位がND4なので、ちょっとした反射が気になる場合にも使えますし、ND16+ ND4など2枚重ねをすることで細かな調整が可能となります。
4:他のNDフィルターセットに比べると価格帯が比較的安い。
デメリット
1:強すぎる日差しの場合は向いていない。
ND数値のマックスが32までしか用意されておらず、雲一つない晴天で反射が強い雪山などには向いていないでしょう。
2:本体と同じ黒色なので装着していることを忘れてしまい、装着したまま放置してしまったり、装着していることに気づかずに撮影してしまう場合があり、「思っていた映像を撮影できていなかった」という場合があります。
コメント
個人的には1番好きなNDフィルターです。機能はもちろんですが、ケースが秀逸で、厚さが5mm以内で非常にうすくポケットに入れておいても邪魔になりません。
オススメ2:JSR製OSMO Pocket対応NDフィルターセット
特徴・他社との違い
デザインが赤色の特徴的なフィルターセットです。これも人気の製品です。メーカーはJSRという会社ですが、販売はhonoboと2Hの2社が行なっているので、「いったいどこがメーカーなのか?」と迷ってしまう方も多いようです。
同梱物
用意されているフィルターは、
・ND8 ×1
・ND16 ×1
・ND32 ×1
・ND64 ×1
・専用ケース ×1
となります。
純正のフィルターと較べると、純正にはあったND4がありませんが、そのかわり、「ND64」が用意されています。ですので、日差しが強い地域、太陽のてりつけが強い地域にいくなら、この製品はオススメです。
メリット
1:全身黒づくめのosmopocketに対して、ポイントカラーとして赤色を入れることで見た目の満足感を得られます。
実際、見た目がカッコいいかどうかは、それを手にして撮影するためのモチベーションとして十分に威力を発揮してくれるので、意外とあなどれません。
2:非常に頑丈でしっかりしたケースに入っているため安心して持ち運ぶことができます。
3:ケラレ現象がなく安心して撮影することができます。
ケラレとは、画面の一部または四隅が黒っぽくなり隠れてしまう現象のことをいいます。ラテン語で「隠す」という意味が含まれています。
デメリット
1:ネックな点としては、フィルターから剥き出しになっているマグネットが本体を傷つけてしまうのではないか。という懸念点があります。
2:マグネットが少々弱いように感じ、時折外れてしまわないか不安になります。
3:減光量が1番小さなフィルターがND8なので、微調整をかけにいくい
コメント
日差しがかなり強い場所での撮影、炎天下での家族や友達と一緒に撮影する場合はオススメです。
白飛びばかりしてしまうリスクを防ぐことができます。
オススメフィルター3:PGYTECH製品 OSMO Pocket対応フィルター
特徴・他社製品との違い
次に紹介するのはPGYTECH社製のNDフィルター。この製品の1番の魅力は、NDフィルターとPLフィルター機能がセットになったお得なフィルターセットである点です。
※PLフィルターとは?
PLフィルターとは、簡単にいうと風景の色味をクッキリと鮮やかに表現してくれるフィルターです。空や海の青さが色濃くや鮮やかになるだけでなく、紅葉などのシーンでも威力を発揮してくれます。
また、PGYTECHは、osmopocketのメーカーであるDJI社が公認した唯一のアクセサリーメーカーであるということも大きな特徴です。
ですので、DJIストアでもこのPGYTECH社の製品がときおり販売されています。これは安心できる点ではないでしょうか。ただでさえ、外国製品を買わなければいけないことを考えると安心してお金を払うことができます。
同梱物
・ND8-PL PRO × 1
・HD ND16-PL PRO × 1
・HD ND32-PL PRO × 1
・HD ND64-PL PRO × 1
・ステッカー × 1
・フィルターボックス × 1
メリット
1:DJIが公式で認めているアクセサリーメーカーから発売されている
2:防水並びに耐油反射防止コーティングが施されています。
3:PL機能とND機能が一緒になったお得なフィルターセットであること。
※PLフィルターとは?
PLフィルターとは、簡単にいうと色鮮やかに表現してくれるフィルターです。空や海の青さが色濃くや鮮やかになるだけでなく、紅葉などのシーンでも威力を発揮してくれます。
デメリット
1:PLフィルターは水面に映る風景さえも取り除くほどの力があるため、水面にうつる景色を撮影したいと思っても、撮影することができません。
2:モニターで見る色味と実際に撮影後にスマートフォンなどで確認する場合に色味が違って見えることがあります。
3:純正のフィルターセットに比べて値段が高い
コメント
とにかく色鮮やかな風景を撮影したい!と思う方に最適のフィルターです。
ですが、PLフィルターは海に反射する光を抑える効果があるため、夕日が海に打ち出された風景などを撮影するのには向いていません。
愛用しているのDJI製のNDフィルター
現在、管理人が愛用しているのは、DJI製のNDフィルターです。
なぜかというと、まずは純正だけあって、装着した時に1番安定している感じがするのと、マグネットの磁力がかなり強力ですので、落とす心配がない点です。
また、NDフィルターのケースのもかなり薄くてコンパクトですので、撮影中にサッとすぐにポケットからNDフィルターを取り出して、シーンに合わせてすぐに交換できる点が気に入っています。
また、収納ケース自体にもマグネットが埋め込まれていますので、ケースからズレ落ちる心配もありません。
使いやさすまで徹底的に考え抜かれた良い製品かもしれませんね。