Osmo Pocket はすばらしいコンパクトカメラですが、唯一欠点をあげるとするなら画角が決まってしまっていることでしょうか。
広角レンズに設定ができないため、観光地の建物や絶景をすべてをカメラにまるごと収めることができません。
さらに、自撮りをするときに自分と背景を同時に撮影することも難しいのです。
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観光撮影、自撮り、タイムラプスが10倍面白くなる広角フィルター!
そんなユーザーの悩みを解決したがの、今回紹介するOsmo Pocket専用の広角フィルターです。
この広角フィルターを使うことで、グンと画角が広がり、壮大な大自然やパノラマ風景、巨大な建築物をスッポリと収めることができます。
ですので、自撮りをする場合も、「自分だけで画面がいっぱいになってしまう!」なんて現象を防ぐことができ、背景の素晴らしい景色と一緒に自撮りができます。
また、タイムラプスなどを使えば、変わりゆく街全体の風景を撮影することができ、一味違った映像を簡単につくることができます。
Osmo Pocket 広角フィルター4つのポイント
ポイント1:価格が安い
通常のカメラの広角レンズは、数十万円するものもザラにあり、これらに比べれば、大抵は2000円前後で手に入れられるので、手軽に試すことができます。
旅のシーンに合わせてお気に入りのフィルターを見つけましょう。
ポイント2:着脱が圧倒的に簡単だからシャッターチャンスを逃さない
通常のカメラの広角レンズやフィルターはネジ式になっており、はめ込みが必要であり、着脱をするたびに一々面倒さを感じてしまいます。
ですがOsmo Pocket専用広角フィルターは、フィルターの中にマグネットが仕込まれており、簡単に着脱可能。
Osmo Pocket の手軽さを失うことなく装着することができるので、旅先での大切なシャッターチャンスを逃しません。
ポイント3(注意点):レンズの保護フィルをつけたま取り付けるのはやめましょう。
レンズ保護の目的で、保護フィルムをつけているかもしれませんが、フィルムの上から広角フィルターをつけると、ずれ落ちる可能性があります。
広角フィルターは少しでもズレてしまうと、画面全体がボヤけてしまいます。
ポイント4(注意点):必ずOsmo Pocketの電源をいれてから装着しましょう。
Osmo Pocketの電源を入れる前に装着してしまうと、ジンバルがスムーズに動かずうまく起動しません。またジンバルの故障の原因にもなるので注意してください。
オススメフィルター3選
オススメ:Ulanzi Osmo Pocket用 広角コンバージョンレンズ 磁気レンズ カメラレンズフィルター
特徴・他社との違い
Osmo Pocketが発売されてから一早く広角レンズを発売したこともあり、多くの方が購入されているフィルターになります。賛否両論ありますが、評判がよく1つ持っておいても良いでしょう。
スペック
- サイズ:5 x 5 x 5 cm
- 重量: 2.5グラム
メリット
- フィルターは超軽量設計(2.5グラム)で、ジンバルをスムーズに操作できます。 ジンバルが過負荷により無反応を防ぐことができます。
- 強力な磁気吸着安定実装、磁石は元のレンズに触れることがないので、レンズに傷がつくことはありません。
- プロが使用する光学ガラスで作られており、光の透過率が高く、四隅のコーナーが薄暗くならない。
- 焦点距離が18mmまで広がり35%ほど画角が広くなります。壮大な大自然の風景や大きな建物がすっぽりと画面におさまります。焦点距離が役26mm程度だったOsmo Pocketが約18mmまで広がっていきます。
デメリット
- ケースが安っぽく、衝撃に弱そう。
元々はメタルのしっかりっとしたケースでしたが、メタル素材とレンズについてる磁気との相性がよくなく、簡易的なパッケージに変更されました。 - ぼやけた画像になってしまいます。広角にはなりますが、広角された部分はひずみが凄いです。磁石も弱くピタッとくっつきません。全く使い物にならないですね。
- 広角にはなるものの、両端がボヤけてしまう場合があります。
通常のカメラフィルターは高性能な分、コストも15000円以上はしますし、重量もおもいです。Osmo Pocket が2000円程度でミニサイズであることを考えると仕方ないかもしれませんね。 - 偽物が出回っている
人気な製品なだけに偽物が出回っているケースもあるので、どのような会社が販売しているのか、確認しましょう。メーカーである「Ulanzi」や「SEKIDO」などから販売されているものであれば安心して購入します。
オススメ:Kase Osmo Pocket用 広角レンズ
特徴・他社との違い
Kaseはドイツ・イギリス・スウェーデンなどグローバルで展開するカメラフィルター専門のメーカー。ヨーロッパを中心に世界中のカメラマン・愛好家に大きな人気を得ています。
また、このフィルターは16:9で撮影することがポイントです。16:9であれば四隅が暗くなることやケラレを気にすることなく、綺麗な画質で撮影することができます。
スペック
- 素材:航空アルミニウム、マグネット
- 重量:2.5g
メリット
- カメラフィルターだけを専門に開発しているメーカーということもあり、画質以外にも製品自体のデザインや部品などが細部までしっかりと作り込まれており、クオリティーが高い。
- 18mmワイドレンズ採用で通常撮影時より20%以上ワイドな撮影が可能。
デメリット
- Osmo Pocket のレンズにフィルムを貼り付けると、フィルターがずれ落ちる
- マグネットがすこし弱い印象があります。
- 静止画撮影時にはケラレが残る場合があります。
Osmo Pocket は基本的には動画撮影のための道具で写真を撮るケースは少ないので、あまり問題にならないかもしれませんが、Osmo Pocket で写真まで撮影するのではあれば、あまりオススメできません。
オススメ:Kenko アドバンスト ワイドアングルレンズ DJI Osmo Pocket用
特徴・他社との違い
なんといってもKENKOから発売されているのが特徴です。
KENKOといえば一眼レフやミラーレスといったプロ仕様の本格撮影機材のフィルターメーカーであり、国内最大にして老舗のメーカーであり、多くのカメラマンたちが使用しています。
それもあり、画質だけでいえば他社フィルターと比べて、圧倒的に綺麗な映像を実現しています。ただし、難点もありますので一緒に見ていきましょう。
スペック
- サイズ:12.8×16.9×7mm
- 重さ:約2.5g
- 画角:0.65倍
メリット
- 約2.5gの超軽量設計でカメラジンバルに影響がでません。
- マグネットが他社製品と比べて圧倒的に強く、どんなに激しい移動をしても、ずれ落ちる心配がありません。他社フィルターではNGだったレンズにフィルムをつけたまま装着するのは他社フィルターではNGでしたが、この製品であれば、フィルムをつけたままでも大丈夫そうです。
- 四隅も他のどのフィルターより暗くならず明るいままクッキリとした画質で撮影できます。
- 他フィルターと比べて、四隅すこしボヤけてしまうことがありません。
- 日本メーカーだけあってケースもしっかりしており、Micro SDカードや本体付属のLightningアダプタを収納すことができ、osmopcoketのアクセサリー一式を持ち運ぶことができます。
デメリット
- 画角の広さについては、他社フィルターに比べて若干劣る。
画角が0.6倍となっているますが、他社の広角フィルターは0.67倍のものも存在しているので、それらに比べて若干劣ります。 - 製品によっては、装着することでOsmo Pocket が振動してしまい撮影が中断されるケースも起きています。その場合は問答無用ですぐにメーカーに連絡をいれて交換しましょう。
まとめ
コストを気にせず、画質重視でいくならKENKO製品が1番良いでしょう。ただし製品によっては装着するとOsmoPocketが振動してしまうケースがあるので、その場合はすぐに連絡をして取り替えてもらいましょう。
また、まずは試しに買ってみようと考えている方であれば、1番最初に紹介した1番多く使用されているUlanzi Osmo Pocket用広角フィルターがオススメです。