今回は、充電しながら長時間撮影をする方法を紹介します。
GoProユーザーであれば、この充電しながら長時間撮影をするスキルは必ず身につけておかなければなりません。
(といっても簡単なので安心してください)
Contents
GoProのバッテリーは意外と短命
まず最初に残念なお知らせです。
GoProのバッテリーは短命なんです。
僕は普段使いでも予備バッテリーを常に持ち歩いているくらいです。
バッテリーの持ちはどのくらい?
ではバッテリーの持ちがどのくらいなのかというと、、、
- 4K60fps:47分
- 2.7K60fps : 70 分
- 1440p60fps : 77 分
- 1080p60fps : 81 分
※fpsとは、動画の滑らかさを表す数値です。通常はfpsを30 〜 60に設定して撮影をします。
このような状況です。
バッテリーの短命が一番問題になるのがタイムラプス撮影
このバッテリーの短命さが一番問題になるのがタイムラプス。
タイムラプスやタイムワープ での撮影は、一度の撮影が数時間に及んでしまうことも珍しくありません。
ですがタイムラプスは、バッテリーが切れそうになったからと言ってバッテリー交換をすることができないんです。
たとえば、旅行で宿泊したホテルのベランダから、早朝の真っ暗なタイミングから朝日が登り切るまでをタイムラプスで撮影しようとした場合、途中で切れたからと言って、バッテリーを交換すると、撮影が中断されてしまい、せっかくの映像が台無しになってしまいますよね。
だからこそ、充電をしながら撮影する長時間撮影ができる環境を整えておく必要があります。
充電しながら撮影をするために必要なバッテリー
まずは充電しながら撮影をするために必ず必要なものがあるので、それを紹介します。
それは、モバイルバッテリーです。
基本的にGoProは屋外で使うことが多いですし、屋内で使うとしても、常にコンセントが届く範囲でしか撮影をしないなんてことはありません。
ですので、どんな場所でも電源を供給するためには、どうしてもモバイルバッテリーが必要になります。
GoProにオススメなモバイルバッテリー
オススメのモバイルバッテリーメーカーはAnker社製のバッテリーがオススメです。
世界中にファンを抱えるAnkerは、バッテリーや充電に特化したアクセサリーを開発し続けるメーカーです。
長時間充電し続けても発火などの恐れもなく、安定的に、そして高速に電源を供給し続けてくれます。
僕もかなり気にっており、Ankerのモバイルバッテリーは4つ持っています。
オススメバッテリーは後ほど紹介したいと思います。
撮影方法はHERO8 とそれ以外で変わる!
GoPro HERO8 以外
GoPro HERO7 Black / HERO6 Black / HERO5 Blackについては、三脚などのアクセサリーをつけるためには、GoProにフレームケースをつける必要があるのですが、ここで問題が生じます。
フレームケースが邪魔をしていて、充電口が塞がれてしまうのです。。。
なので、充電をしながら撮影するにはアクセサリーを使うことが出来なくってしまいます。
ですので、これを解決するために以下のアクセサリーをつけます。
GLIDER GoPro用 (対応機種:HERO7/HERO6/HERO5) アクセサリー ネイキッドフレーム ゴープロ用 フレーム ケース GLD7678GO199
GoPro HERO8 Black
GoPro Hero8 Black については、バッテリー挿入口のフタを開けっぱなしにして、そこにケーブルを接続させて充電しながら撮影をします。
HERO 8 関しては、フレームケースをつけなくとも、自撮り棒など様々アクセサリーを取り付けられるようになっているので、充電するところを開けっ放しで充電することができます。
バッテリー紛失のリスク、水に濡れるリスクが
ただし、モバイルバッテリーを使って充電をしている時は、内臓バッテリーやSDカードを挿入する場所を開けっ放しにしなければならず、長時間撮影中に雨が降ってきたり、砂埃が侵入すると故障してしまいますので注意が必要です。
もししっかりと保護したいと考えるなら以下のアクセサーを使用すると良いでしょう。
Ulanzi GoPro Hero8 Black用 Type-c充電口 カバー gopro 8 アクションカメラアクセサリー
充電しながらの撮影でやってはいけない4つのこと
1. 4Kでの撮影はNG
やってはいけないことの一つ目は、4Kでの長時間撮影です。
GoProの純正バッテリーを使って、4Kで長時間撮影する分には問題ありませんが、モバイルバッテリーで充電しながら撮影をすると、バッテリーからの負荷がかかりすぎて、本体が高熱を持ち始め、強制的にシャットダウンしてしまいます。
やはり、純正のバッテリーが一番GoProとの相性が良く、他社製になるほど、相性は下がってしまいますので、こればかりは仕方ないですね、、、
また、基本的に魅力的な映像は、1カット長くても5秒程度しか使われていません。
つまり、4Kなど高画質な映像であっても一回の撮影は数秒程度で良いので、長時間撮影をする必要がありません。
シャットダウンするのは不具合のせい?
ちなみに、なぜシャットダウンするのかというと、それは、GoPro側に「本体が熱を帯び始めると、熱による故障を防ぐためにシャットダウンさせる」というプログラムが埋め込まれているからです。
ですので、「バグが起きたからシャットダウンする」のではなく、むしろ「GoProを守ためにシャットダウンする」ように設計されています。
2. 自動OFF機能は忘れずに
さらにバッテリーの消費を抑えるために、そして本体が熱くなることを避けるために、自動オフ機能はオンにしておいてください。
自動オフ機能は、ディスプレイ操作が行われていないときは、ディスプレイのみを自動でオフにすることができます。
撮影はずっと続行されているので安心してください。
タイムラプスで撮影している間は、ディスプレイを確認することはほとんどありませんので、必ず自動オフ機能は使いましょう。
3. GPS機能をオフ
さらに、GPS機能も忘れずにオフにしましょう。
4 バッテリーが充電されてない!?と思っても焦らずに
また、モバイルバッテリーで充電しながら撮影をしている最中に、「GoProのバッテリーが全然増えていない!?」と気づくかもしれません。
なぜかというと、、
モバイルバッテリーを使って撮影しているとき、モバイルバッテリーはバッテリーを経由せず、直接GoPro本体に給電を行なっているため、内蔵しているバッテリーは充電されないのです。
オススメアクセサリー5選
それでは、ここからは「充電しながら撮影」をするために、持っておきたいオススメアクセサリーを紹介していきたいと思います。
用途別オススメモバイルバッテリー3選
1. Anker PowerCore Slim 5000
GoProだけを持って出かける場合は、このバッテリーで十分です。
僕は2つ持っています。
持っていることを感じさせないくらい、薄くそして軽い。
- GoPro純正バッテリー3つ分程度の容量があり、これ1つで十分にまかなえます。
- サイズはiPhone 11 Pro Maxより小さいサイズなので、ポケットにさっと忍ばせておけます。
- ですが、スマホなど他のデバイスも、これで充電するにはバッテリー容量は足りません。
- サイズ:約126 x 64 x 10 mm
- 重量:約118g
2. Anker PowerCore II 20000
僕は普段はこのバッテリーを持ち歩いています。これ一台あれば、スマホやタブレットまで充電できてしまいます。
- iPhone 11 Proを4回程度充電することができ、GoProの他に様々なデバイスを充電することができます。
- ただし、サイズと重量は先ほどのものより大きいです。
- 2台に同時充電が可能
- サイズ:約170 x 62 x 22mm
- 重量:約369g
3. Anker PowerCore 26800
旅行には欠かせないアイテム。
旅行に行くとなると、タブレットやドローン、カメラなど様々なデジタルデバイスを持ち歩きます。
そして、移動中にこれらを全て、このモバイルバッテリーで充電しています。
これ一台あれば、バッテリーに問題に悩まされることがなくなります。
ただし、それなりに重いのでご注意を。
- 一番バッテリー容量があるモデル。Mac bookなどパソコンであれば、8割程度まで充電が可能です。
- 3台同時充電が可能
- サイズ: 約180 x 81 x 22mm
- 重量:約495g
GoProを保護しながら充電ができるオススメアクセサリー2選
1.HERO5 / 6 / 7用ケース
GLIDERは、GoProのアクセサリーを作り続けてきた国内ブランド。
家電量販店でも唯一大量に陳列がされている安心できるメーカーですね。
- このアクセサリーを使うことで、フレームをつけたままで充電ができるので、かなり楽です。
- 取り外しが純正より簡単です。指でパカッと開けられます。
2.Ulanzi GoPro Hero8 Black用 Type-c充電口 カバー gopro 8 アクションカメラアクセサリー
こちらは、交換用のさHERO8専用の開閉サイドドアです。
充電しながら撮影する時だけ、この開閉ドアを使うことで、ドアを閉めたままで充電ができます。
Ulanziはアクションカメラのアクセサリーを開発する有名ブランド。
- 内蔵バッテリーやSDカードをしっかりと保護したまま充電ができます。
- 充電口は空いてるため水中など水が侵入するところでは使用できません。
結論
充電をしながら撮影をする場合に欠かせないのがモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーと言っても、コンパクトなものから大容量なものまで幅広いため、使用用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
- 純粋にGoProのみを充電する場合は、容量が5000pAhのものを
- スマホなど他のガジェットも充電したいなら容量が10,000 - 20,000 pAhのものを
- 旅行用は26,000aHpの容量を選びましょう。
加えて、GoPro HERO5,6,7については、自撮り棒などアクセサリーを使用しながら、充電できるようにするためにGLIDER GoPro用 ネイキッドフレーム ゴープロ用 フレーム ケース GLD7678GO199 を合わせて用意しておくと良いですね。